「瀬戸内は世界の宝石」こう称えたのは、武士道を書いた新渡戸稲造です。
私はその瀬戸内が見える小さな町で生まれて育ちました。
その瀬戸内に今、外資系のグローバル企業が高級ホテルなどを三つ作る計画があります。すでにそのうちの一つは高松の港、サンポートに建設中です。残りの二つは島にできるそうです。
瀬戸内には700以上の島があり香川には100ほどあります。高松港からフェリーで20分。「鬼ヶ島」と呼ばれる女木島そしてその奥に男木島があります。
どちらの島にも約百世帯ぐらいありますが、かなり空き家が目立っています。この島は香川のそして日本の縮図かもしれません。
日本人の数がどんどん減って外国から企業や人が入ってきて、島ごと買収されたらどうしようかと不安になります。
香川には17市町ありますがその17市町全ての首長が将来、自分の自治体は消滅するのではないかという危機感を抱いています。そして市長たちの8割以上が外国人材が必要だと答えています。
労働人口が減ったから外国人労働者を入れる。本当にそれしか選択はないのでしょうか。外国人労働者を入れる前に政府は、日本人の労働者が生き甲斐を持って充分に働けるように、その環境を整えるために全力を尽くしたのでしょうか。
日本は建国されて2000年以上の歴史を持つ世界最古の国家です。日本の建国理念は「自立自存の道義国家」。他国に頼らず自らの力で運営していくこと、そして、人としての正しい道を大切にすることが、この国の理想であり原点なのです。
戦後の日本の政治は日本の建国理念に沿った『國づくり』をやって来たでしょうか。少なくともこの30年間はどうみても日本を壊す政治しかしていないと思います。
軍事・食料・エネルギー。この三つが国家存立の柱だと言いますが、今の日本はこの三つ全てを外国に依存しています。これは、国民の命を外国に委ねているのと同じことです。とても危険な状態です。それが露呈したのが今もなお続く「令和の米騒動」です。
日本を守るために、この国をごく普通の自立した国家に戻したい。
そう思って私は参政党で3年間活動を続けてきました。
日本がごく普通の自立した国家に戻るまで、参政党は止まらないでしょう。
皆さんも、もう迷う必要はありません。
日本には参政党がある。
そして香川県には小林なおみがいます。