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REPORT

紀元2684年の紀元節に思うこと

本日は2月11日。日本の初代天皇が即位された日とされ、この国の建国を祝う日、紀元節です。

戦後のGHQの政策により、日本の学校では日本神話を教えませんから、戦後約80年が経とうとしている今でも、天皇が天孫であり私たち日本民族もそこに繋がっていること、そして初代天皇の名前さえも知らない国民が多いことが残念でなりません。

このことを昨日、福山駅での街頭演説で少しお話しさせていただきました。

↓↓↓

R6.2.10 福山駅街頭演説

そして、下記文章は参政党ができる直前の紀元2680年の紀元節に、わたくし個人のブログで書いたことですが、今もその思いは変わりませんのでここで皆様とシェアしたいと存じます。

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日本の紀元は西暦よりも660年前に始まり、初代天皇であらせられる神武天皇が即位した年を元年としています。

令和2年(西暦2020年)の今年は紀元もしくは皇紀2680年。今上陛下は神武天皇の子孫であり、日本はこの約2700年間、いえ、それ以上と言われる悠久の時を天皇を中心にまとまってきた誠に稀有な、そしてまごうことなき世界最古の国家です。

では、今上陛下は神武天皇から数えて、いったい何代目になられるのでしょう。昨年ご譲位された上皇陛下はちょうど125代目でしたから、今上陛下はその次の126代目となります。(天皇系図は宮内庁のホームページのこちらでもご覧になれます)

このところ巷でにわかにささやかれている「女系・女性天皇」ですが、神武天皇よる日本建国以来、女性天皇は全て男系であり、かつ、いずれの方も未婚者もしくは未亡人だったという事実があります。その理由は皇位継承において一番大切なのは「血統」であり、それは男系男子でなければ継承することができないとされてきたからです。

古代の日本人がこのことを知っていたかどうかは不明ですが、遺伝子の中のある染色体は父親から息子にしか引き継ぐことができないと言うことが、最近の科学調査でも明らかになっています。女系天皇は日本の王朝が変わることを意味し、女性天皇においても、天皇になるということは、例えばある国の「女王」になることとは全く異なる意味を持っています。

「天皇」になることは諸外国の王室などとは異なり「特権」ではないのです。それは天皇の役割を理解すればすぐにわかることです。天皇は天上界と地上界の紐帯(繋ぎ役)であり、ただひたすら祖国の安寧と繁栄、日本国民の幸せを天の神々に向かい祈る存在です。「国民を傷つけるくらいなら私を先に」と祈る存在。そこに「己」はないのです。もしそのような存在に女性になっていただくと言うことであれば、それは女性としての幸せを捨てなさいと言うにも等しいことではないでしょうか。(そのようなこと、同じ女性としてとてもじゃないけど、頼めません)

諸外国の王室文化と日本の天皇と皇族方の文化、歴史を同一視することは皇室を安易に危機に追い込むだけではないでしょうか。国際機関や外国人が何と言おうと、日本人が自分たちの文化と歴史は諸外国とは全く異なると意識し守るべきものは守ると覚悟をすることが必要だと思います。

皇位継承者問題に関してですが、GHQによって突如廃止された宮家の復活を今こそ政府は躊躇なく議論すべきです。旧宮家の男性であれば、どなたであっても血筋には全く問題がなく、また、若い方も複数いらっしゃると聞きます。

日本の歴史上、存在したことのない「女系天皇」や「女性宮家」を口にする前にすべきことはたくさんあるはずです。

それをしようとしない政府や議員たちに疑念を抱かざるを得ません。

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